2006/02/05 更新
Virtual PC 2004
Virtual PC はどんなソフトか
- Microsoft の Virtual PC ホームページ。
- おもしろいソフトです。 例えば Windows XP の中に、他のアプリケーションと同様に ウィンドウ枠が表示されて、その中に Windows 98 が動きます。そのように動かすことができるソフトです。
- Virtual(仮想的)なPCを、現実のPCの中に実現するものです。 自分のパソコンの中に、もう一つ別のパソコンがあるようなもの。 本当にパソコンが物理的に出来上がるはずはなく(当たり前)、 それを仮想的に実現します。
- Virtual PC を利用する際には、 現実のPC(そのOS)を「ホスト(OS)」、 仮想的に作り出すPC(そのOS)を「ゲスト(OS)」 と呼びます。 もう一つの別のパソコン(=ゲスト)を作り出すには、 OSのインストールCD-ROM等を使って、一から作っていきます。 そのインストールの様子は、 普通に現実のPCに対して行う手順と全く同じです。
- 正式サポートされるホストOSは、 Windows XP Professional と Windows 2000 Professional 以上。
- 正式サポートされるゲストOSは、 MS-DOS6.2、Windows3.1/95/98/98SE/ME/NT4.0sp6a/2000/XP、OS/2。
- 正式サポートされていないOSは、 全く動かないかというとそうではなく、 ホストOSとして Windows XP Home も使えます (毎回警告メッセージが出ますが)。 ゲストOSとしては、Linux、FreeBSD、PC Solaris もいけそうです。 WEB検索すると、Windows 1.0 とか 2.0 などのインストール報告まであります。 (メディアは後生大事にとっていたんでしょうか? 私の手元にはそんなもの残っていません。5inchフロッピーでしたよ、私の知る当時は。)
- 誰が使うのか。開発者かと思います。 開発をしない人で、これを必要とする理由はあまりないように思います。 興味があったり何かの目的があったりすれば別です。
Virtual PC トピック
- ホストPC として Windows XP Home はサポート対象外。でも使えます。
ただし毎回、サポート対象外との警告メッセージが出ます。
サポート対象外であることは購入して初めて知りました。 というかインストール中にメッセージが出て知りました。 これまで Windows XP Pro を利用していたのが、 最近ハードディスクの買い替えと同時に、 Windows XP Home に格下げしたところでした。 でもまぁ、XP Pro があることだし、 ダメなら XP Pro に入れ替え直せばよいか、 と思ってインストールしてみたら使えた、とそんな経緯です。
- ホストPCとゲストPCで、現実のメモリを分け合って利用するので、 経験的にまた実利用を考えると、 ホストPCは最低512MB以上は必要なんでしょう。 当初、私は、ホストPCのメモリ=256MB で利用していましたが、 これではかなりきついです。 今は、1GB に増強して利用しています。
- ホストOS内には、vmcファイル、vmhファイルがセットで生成されます。 これらのファイルが仮想PCを構成します。 ホストPC上では普通のファイルですから、 コピーしてリネームでもすれば、別の仮想PCが即出来上がりです。 ただしライセンス違反にならないよう要注意。
- ISO CD-ROM イメージと言えば、普通なら CD-R に焼くなどして利用します。 Virtual PC では、このイメージファイルを直接扱うことができます。 CD-R がなくても、例えばインストール作業を行うことができます。
- ホストとゲストとの間でのファイルのやり取りは、 ホスト・ゲストが共に Windows であれば、 「バーチャル マシン追加機能」というのがあって、 これにより容易に実現できます。 ゲスト側からホスト側のフォルダを“マウント”出来ます。 ドラッグ&ドロップも出来ます。
- ゲストが Linux などならば、samba を立ち上げれば、 アクセスできます。
- 仮想ハードディスクは、個々のゲストOSに対して、 最大3つ設定することができます。 データ類を収納する仮想ハードディスクを作り出して、 これを複数の仮想PCで共有すれば、何かと便利です。
- 仮想PCは、起動状態を保存しておいて終了することができます。 再度起動すると、保存しておいた状態から、 即座に利用することができます。 一度、Linux をインストール中に (DVD-ROM アクセス中に) 保存・終了して、翌日、再度起動したことがありました。 何とかインストールの続きが始まって、インストール終了しました。 この機能はどこまで信用してよいのか、少々不安を感じています。 そのような使い方は必要最小限にとどめようと思っています。
トラブルシューティング
- [2005.10.30] ホストマシンを新規導入。
さっそく Linux 類を入れようと思ったら、ことごとく
kernel panic -- not syncing: Attempted to kill init
のエラーが出るようになってしまった。 何だか根深い問題なのか・・・と不安になりましたが、 Virtual PC Service Pack 1 を当てたら解消されました。 忘れないように。 - [2005.11.03] Linux インストールにあたって、 たぶん Red Hat 系のものでは、 モニターが正しく認識されず、 "Unknown monitor" となってしまうことがあります。 そのまま続行すると、いざ GUI ログインの段になって、 妙に横長の画面となってしまい、 まともに画面表示が行われません。 そんな時は、ブートローダメニューにて テキストログインモードとし、 xorg.conf を手修正。 "DefaultDepth" を 16 に変えると、 よく復旧するので、とりあえずそうして逃げています。 よく分かっていませんし、よく調べていません。 インストール時に初めから、 DefaultDepth = 16 となるよう (解像度=数千色とか) に設定しておくと回避できるかも。
- [2005.11.03] シリアルポートに機器接続して、 これを仮想マシン (Windows) から利用しようとしたのですが、 認識されませんでした。 Microsoft のサポートページに、どんぴしゃりの障害報告が あがっていました。ただし本文執筆時点でそのページ消失。 これは Service Pack 1 の障害だそうで、 ホットフィックスを待て、と説明されていました。 急ぎでもあったので、仕方なく Virtual PC を再インストールし、 Service Pack 1 を当てない状態で利用することで、 シリアルポートは正常に認識されるようになりました。
To DO
- Linux をいろいろインストール。
- PC Solaris を育てること。
- FreeBSD を育てること。
- Linux については、すべて2台目の仮想ハードディスクを共有利用するようにした。 これを PC Solaris や FreeBSD でも共有したい。どうするのか不明。調査要。
- Linux / Solaris / FreeBSD すべてにわたって、 Samba 設定、XDM 設定を行いたい。Linux の一部について実現済。
- (本当は Virtual PC は止めにして VMware に移行したい...)
ゲストOSインストール覚書
主に自宅のPCにて、種々のゲストOSをインストールした際の覚書です。
- MS-DOS
- Windows
- Linux
- Debian 3.?
- Fedora Core 4 [2005.11.6]
- Vine Linux 3.1
- Vine Linux 3.2
- CentOS 4.1 [2005.11.3]
- Ubuntu 5.10 [2005.11.26]
- SUSE Linux 10.0 [2005.11.23]
- Gentoo 2005.01 [2005.12.24]
- Mandriva 2006.01 [2005.12.24]
- SimplyMEPIS [2006.02.05]
- Solaris
- FreeBSD
- FreeBSD 5.4-Release
- FreeBSD 6.0-Release [2005.12.24]
- Plan 9
- Plan9 4th Edition [2005.12.24]
MS-DOS 6.20 (on Windows XP Home)
- かつてのインストールフロッピーディスク(6枚) が残っていたので試しにインストール。 インストールは特に問題なし。
- 何に使うんだろう・・・。 かつては、こんなのを使っていたんだなぁ。
Windows 3.1 (on Windows XP Home)
- かつてのインストールフロッピーディスク(12枚) が残っていたので試しにインストール。。
- 上の MS-DOS 6.20 から、 フロッピー内の setup.exe を実行してインストール。 フロッピー12枚の差し替えは大変。
- 昔が懐かしい。 それを言うと、Windows 1.0 とか 2.0 があればもっと懐かしいはず。 WEB検索すると、 それらもインストールできるらしい(もっともサポート対象外)。
- Microsoft Works のインストールフロッピーディスクもあるが、 インストールする気はしない。
Windows 95 (on Windows XP Home)
- かつてのインストール CD-ROM があったので試しにインストール。
- CD-ROM はブータブルではない。 ろくに調べもせず思いつきで Windows 98 SE の起動フロッピーを利用。 と言うのも、Windows 95 の起動フロッピーでは、 CD-ROM が認識できなかったから。 CD-ROM 内の setup.exe を実行してインストール。
- Internet Explorer がバージョン3.0だったのは驚き。
Windows 98 Second Edition
- 個人所有の Windows 98SE は、現マシンのプリインストール版。 この版のリカバリCD-ROMは、 マシンを識別する処理が組み入れられているよう。 現マシンそのものにインストールを試みたが、 Virtual PC 上からは正しく識別できなかったようで、 インストール出来ない。断念。
- 勤務先では業務上必要となりインストール。 勤務先にはボリュームライセンスによる CD/DVD-ROM メディアがある。その中の Windows 98 SE は (たしか)WIN98SE_AT と WIN98SE_PC というフォルダに分かれて収録されている。 これが問題。
- Windows 98 SE 起動フロッピーから、 まずは MS-DOS を立ち上げインストールするところであるが、 MS-DOS では 8.3 ファイル形式しか識別できない。 上記のディレクトリ名を区別できないため、 このままではインストールできない。 そこで上記ディレクトリ内のファイル群を CD-R に焼いて、これを用いてのインストール。
Windows ME
- 勤務先にてインストール。問題なし。
Windows 2000 Professional
- 勤務先にてインストール。問題なし。
Windows XP Home/Professional
- 勤務先にてインストール。問題なし。
Debian 3.?
- 勤務先でインストール。そこでは問題なし。
- 自宅に仮想ハードディスクファイルを持ち帰って起動。 とりあえず動く。 しかしホストPC 256MB、ゲストPC 128MB のメモリでは 重た過ぎて使い物にならない。
Fedora Core 4 [2005.11.06]
- ホストメモリ 1GB (Windows XP Pro) / ゲストメモリ 512MB。
- Linux関連雑誌の付属 DVD-ROM を利用してインストール。
Vine Linux 3.1
- 勤務先にてインストール。問題なし。
Vine Linux 3.2 (on Windows XP Home)
- [2005.10.16]
- 自宅にてインストール。
- メモリ=ホスト256MB、ゲスト128MB。遅い。
CentOS 4.1 [2005.11.03]
- ホストメモリ 1GB (Windows XP Pro) / ゲストメモリ 512MB。
- Linux関連雑誌の付属 DVD-ROM を利用してインストール。
- インストール直後のモニタ設定では、 "Unknown monitor" になってしまい、 そのまま続行すると、うまく表示されないので、 LCD Display 1024x768、数千色、 を選びました。
Ubuntu 5.10 [2005.11.26]
- ホストメモリ 1GB (Windows XP Pro) / ゲストメモリ 512MB。
- Ubuntu-ja プロジェクト ページからダウンロードした ubuntu-ja-5.10-install-i386-20051025.iso を CD-R に焼いてインストール。
- [2005.11.26]
ところで emacs や xemacs
がインストールできない。皆さんどうしているんでしょう。
- 依存関係にある emacsen-common で、「No dir file specified」とエラーが出ている。
- とりあえずインストールだけでも完結させるために、 /var/lib/dpkb/info/emacsen-common.postinst の最終行、install-info をコメントアウトしました。これでインストール正常終了。
- dir ファイルって標準的にはどこに? インストールできないのはなぜ? どこかで設定できる? 諸々分かっていないので、しばらくは様子見、ということで。
SUSE Linux 10.0 [2005.11.23]
- ホストメモリ 1GB (Windows XP Pro) / ゲストメモリ 512MB。
- Linux関連雑誌の付属 DVD-ROM を利用してインストール。
Gentoo 2005.01 [2005.12.24]
- ホストメモリ 1GB (Windows XP Pro) / ゲストメモリ 512MB。
- Gentoo サイトから ISO イメージを取ってきてインストール。
- stage1 からインストールする勇気がなく、 stage3 からやるのでは、 せっかくの Gentoo 挑戦の意味もなく(と思い)、 stage2 からやってみる。
- まぁインストールは出来た。gnome を入れるつもり。 育てるのに時間が掛かる。道のりは遠い。
Mandriva 2006.01 [2005.12.24]
- ホストメモリ 1GB (Windows XP Pro) / ゲストメモリ 512MB。
- ISOイメージからのインストール。
- 日本語化が出来ていないのは、そういうものなのか、 私が悪いのか、よく分からない。
SimplyMEPIS [2006.02.05]
- ホストメモリ 1GB (Windows XP Pro) / ゲストメモリ 512MB。
- ISOイメージからのインストール。
- CD起動してから INSTALL ME により HDインストール。
PC Solaris 10
- 勤務先のマシンにてインストール。
- ホスト 512MB、ゲスト 256MB のメモリであったが、 それでも大変処理が重く、使うのは辛い。
FreeBSD 5.4-Release
- ホストメモリ 1GB (Windows XP Pro) / ゲストメモリ 512MB。
- FreeBSD のどこぞのサイトから ISO イメージをダウンロードしてインストール。
- とりあえず手の掛からない Window Maker で。 これから徐々に育てていくことに。
FreeBSD 6.0-Release [2005.12.24]
- ホストメモリ 1GB (Windows XP Pro) / ゲストメモリ 512MB。
- FreeBSD のどこぞのサイトから ISO イメージをダウンロードしてインストール。
- Window Manager は Xfce にしてみた。
Plan 9 4th Edition [2005.12.24]
- ホストメモリ 1GB (Windows XP Pro) / ゲストメモリ 512MB。
- ベル研究所の Plan 9 from Bell Labs から plan9.iso.bz2 をダウンロードしてインストール。
- とりあえずインストール出来るかどうかを見てみようと始めたもの。 結果としては「インストール出来た」。
- なにせ初めてのことで、 インストールスクリプトの問いかけには、 ほとんどデフォルトで回答。 “ダメもと”で出来るのは Virtual PC の良いところ(?)
- 画面サイズのところで 1024x768x16 とやったらダメで、 1024x768x8 にしたらOKだった。8ビットは悲しい。 再設定出来るかどうか。ダメだったらその時考えよう。
- これ以降、何をするのか/出来るのか、 よく分からないので、おいおい。
- ところで余談:
- ベル研のページ、Additional Software には、 TeX, Web2C v7.2 がある。今度動かして見ようか。
- 同じく Noweb がある。あまりに突飛。 ベル研の人達は、これで文芸的プログラミングしてるのだろうか。
- VMware virtual disk image が提供されている。 VMware Player が最近フリーで公開されたので、 動かしてみようと思ったら VMware Workstation 4 で作られているから動きません、 みたいなエラーとなった。残念。
| 松 山 道 夫 Michio Matsuyama |
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